初めてのロンドンで起こったこと
- Mari Watanabe
- 2020年1月10日
- 読了時間: 3分
Hello! 英語コーチまりです。
昨日の初めての海外旅行の話の続きです。
最初の1週間はなんと毎日、ロンドンに着いたのにもう日本に帰ってしまっていたとか帰らないといけないという設定の夢を見ていました。毎日。で、私はいつも「え?!もう帰る?何もしてないのに!」と焦ってるんです。そこで目が覚めていました。
週末になって朝早く起きなくてよくて、よく眠って疲れが取れたのかやっとその夢は見なくなりました。それだけロンドンに来たかったんですかね(笑)
午前中は英語学校のレッスンを受け、午後は自由なので街のあちこちを歩き回りました。
特に好きなミュージシャンのレコードやCDを集めるために、大手レコード店や中古レコード店をあちこちと回りました。
せっかくだからと好きなミュージシャンに、あなたのファンがロンドンに来ていますと伝えようと、つたない英語を使ってファンレターを書き、送りました。そんなに売れてる人ではなかったので読んでくれたらいいなあとぼんやり思っていたくらいでした。
手紙を出して1~2週間経った頃、見慣れた字でホストファミリー宅に手紙が届きました。私がファンレターと一緒に入れていた切手を貼って住所を書いた封筒が届きました。ちなみにこれをSelf Addressed Envelopと言います。自分でアドレスを書いた封筒、ですね。アナログでやりとりしていたひと昔前は割とこれを入れてくださいという雑誌の問い合わせなどがありましたね。
早速封を開けて読んでみたところ…むむむむ????これってもしかしてもうすぐロンドンでこの人達のコンサートがあるって書いてある?!会えるの????
そんなに売れてる人だとは思わなかったので、会えるとも思っていなかったので、ちょっと半信半疑。ホストファミリーのお父さんのところに持って行き、「これってもしかしてロンドンでコンサートがあるって書いてあります?」と確認してもらったほど。「そうだね、書いてあるよ」と言ってくれ、やっとそこで大興奮!!!!もう落ち着いてはいられません!
プレゼントを買いに行き、着る服も新調し、そしてとうとう当日!
一番前の列を陣取っていると、いきなりドーンとステージに出てきました!
うわ~~~~の一言です。
ただ、前座だったし、ソロからバンドを結成したばかりだったので曲も少なく、ほんの40分くらい演奏してステージを去っていきました。
ステージ左端の楽屋入口に行き、そこに立っているスタッフに、「先ほどのバンドに会いたいんですが」とたずねると「もうすぐ出てくるから心配しなくてよいよ」と言われ待ちましたが待てど暮らせど出て来ず。そうしたら見かねたスタッフが楽屋の方に話に行ってくれ、私はめでたく中に通されました。
じゃじゃーん、そこにまさか会えると思っていなかった自分の好きなミュージシャンが目の前に!!!!目がハート💛とはまさにこのことです!
彼は私の手紙のことを覚えてくれていて、その中に書いていたことを話してくれました。2年前に日本に行ったことがあるんだよと言ってくれ、「知っています。でも帰ってから来日していたと記事を読んだので会いに行けませんでした」とつたない英語で返しました。
夢のミーティングは終わり、駅までの帰り道、今でも忘れないのは私の足は確実に地面についていなかったということ!ふわふわ地面から15センチくらい浮きながら駅までの道のりを先ほどの夢の時間を思い出しながら歩いた記憶があります。
どうやらそのような幸せな時間を体験した人って少ないらしいんです(笑) 皆さんはありますか?
そんな夢を見させてくれるロンドン・イギリスにすっかり魅了されたのは言うまでもありません。
では今日はここまで!

Comments